スーパーフードという言葉をご存じでしょうか?
「食品の中でも特に栄養価の高い、健康の維持や促進をサポートしてくれる食品」のことです。
モデルやインフルエンサーが良くおすすめしているのを見かけた方も多いと思います。
今回は、特に栄養価の高く、健康促進に役立つスーパーフードの野菜を10選ご紹介します。
美味しい食べ方などもご紹介していますよ!
目次
日本スーパーフード協会によるスーパーフードの定義
「一般社団法人 日本スーパーフード協会」によると、次に定義されるものがスーパーフードの基準となるようです。
スーパーフードの定義
- 栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。 あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
- 一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
これによると、栄養価が高いだけでなく、栄養バランスに優れている食品もスーパーフードとして定義されています。
せっかく野菜を食べるなら、高い栄養価はもちろん、栄養バランスの良いものも選びたいですね。
スーパーフードの野菜・10選
では、ここから実際にスーパーフードの野菜を10選ご紹介していきます。
栄養価だけでなく味も重視したい方は、ぜひ「食べ方」も併せてご覧ください。
スーパーフードの野菜①:クレソン
クレソンはアブラナ科の多年草で辛味があり、ステーキなどの付け合わせに出されることの多い野菜です。
そんなクレソンですが、なんとアメリカの研究で【栄養価が世界一高い野菜】に選ばれました!
ビタミンやカルシウム、鉄、亜鉛など17種類の栄養素を豊富に含んだ、まさに野菜の王様と呼ばれるにふさわしいスーパーフードですね。
食べ方
やはり生で食べるのが一番栄養を摂取できるのでオススメです。
辛味や苦みが苦手な方は、水に15分ほど浸けておくと緩和されるようです。
お好みのドレッシングをかけて食べるのも良いですね。
肉料理と一緒に食べると、肉の油っぽさを抑えてくれます。
スーパーフードの野菜②:ブロッコリースプラウト
ブロッコリーの種子を発芽させた芽と茎の部分を、ブロッコリースプラウトといいます。
芽と茎には成長に必要な栄養素が多く含まれているため、栄養価が高いのです。
特筆すべきは「スルフォラファン」という栄養素。
抗酸化作用があり、細胞の老化を抑え免疫を高めるといわれています。
成熟したブロッコリーにもスルフォラファンは含まれているのですが、ブロッコリースプラウトにはさらにその20倍もの
スルフォラファンが含まれているため、スーパーフードと呼ばれているようです。
食べ方
加熱せずに生で食べることをオススメします。
味にクセがないのでサラダや付け合わせ、トッピングなど様々な料理に使うことができますよ。
スーパーフードの野菜③:モリンガ
モリンガはインド原産の野菜です。
「奇跡の木」とも呼ばれ、なんと栄養素が90種類も含まれています。
葉だけでなく花や実、種も食べることができるので、現地の人々に重宝されています。
特筆すべきはその豊富なタンパク質。
100gあたりおそよ27gと、なんと鶏ささみよりも多いタンパク質が含まれているのです。
鶏ささみは食べ過ぎると通風などになる恐れがあるので、安全にタンパク質が摂れるモリンガはとても優秀ですね。
また、現代人に必要な成分「GABA」や「トリプトファン」も豊富です。
どちらもストレスを緩和してくれる栄養素なので積極的に摂りたいところですね。
食べ方
モリンガは生でも食べられます。葉を粉末状にしたモリンガパウダーも良く売られています。
味には独特のクセがあるので、濃いめの味付けの料理に加えると、風味が抑えられて食べやすいかもしれませんね。
スーパーフードの野菜④:ケール
青汁の原料として有名なケール。
アブラナ科の野菜で、独特の苦みが特徴です。
栄養素はビタミン、食物繊維、葉酸、カルシウム、鉄など。
特に眼精疲労を予防するβ-カロテンや紫外線から目を守るルテインが豊富で、目に優しい野菜であるといえますね。
食べ方
生でも食べられますが、苦みが気になるという方はケールの含まれている青汁がオススメです。
青汁といえば以前はまずい飲み物の代表でしたが、今はケールの苦みや独特の風味が抑えられ、美味しい青汁が多いです。
ジュース味や抹茶ミルク味など、飲みやすく工夫されている商品がたくさんあるので、自分に合ったものを選んでみて下さいね。
スーパーフードの野菜⑤:高麗人参
高麗人参とは中国やロシアで生息しているウコギ科の多年草です。
朝鮮人参とも呼ばれていますね。
高麗人参と言っても実はあの赤いにんじんとは全く関係のない品種なの、ご存じでしたか?
中国では漢方の希少な素材として2000年以上重宝されてきました。
現代でも高麗人参の値段は高く「高級な薬草」としてのイメージが強いです。
高麗人参の栄養素はビタミンやカルシウム、鉄などの有効成分が100種類も含まれています。
特に「ジンセノサイド(ギンセノシド)」というサポニンが3種類も含まれていて
冷え性、貧血の改善、ストレスの緩和などに効果があるとされています。
食べ方
粉末やカプセル、タブレットなどで売られていることが多いので、そのまま飲んでもお茶や料理に溶かして飲んでも良さそうです。
味は、元々の素材は苦みが強いですが、粉末やカプセル状のものはクセがなく飲みやすいです。
スーパーフードの野菜⑥:アピオス
アピオスとは、北アメリカなどで生産されているマメ科の野菜です。
日本では「アメリカホドイモ」とも呼ばれていて、ジャガイモのような見た目をしています。
「畑のうなぎ」と呼ばれるほど栄養素が豊富で、カルシウム、鉄分、食物繊維などの他イソフラボンや大豆ペプチドなども含まれ、
肥満を抑制したり肝機能を改善したりするともいわれています。
食べ方
生のまま食べるとアクが強くお腹を壊す恐れがあります。
じゃがいものように茹でたり焼いたり揚げたりするのがオススメです。
味は、ピーナッツのような香ばしさと、栗やさつまいものようなホクホクした甘みが楽しめるとのこと。
スーパーフードの野菜⑦:マカ
マカは、ペルーなどに生息しているアブラナ科の植物です。
根の部分がハーブとして使われます。
精力剤としてのイメージが強く、実際に性欲の向上やEDの改善、精子が活発になるなどの作用が報告されています。
ですが、マカの効果はそれだけではありません。
まず、非常に栄養素が豊富です。必須アミノ酸や鉄分、カルシウム、ビタミンなどを多く含んでいます。
さらに疲労回復効果や新陳代謝向上、老化予防などの効果もあるのです。
そのため、男性だけでなく女性が摂取しても効果的です。
食べ方
生ですりおろして薬味のようにして食べることができます。味はわさびのような辛味があるそうです。
加熱しても食べられますが、生で食べた方が栄養を余さず摂れるのでオススメ。
もちろん栄養ドリンクやサプリメント・粉末でも売られていますので、ご自分に合った方法で摂取してみて下さい。
スーパーフードの野菜⑧:ビーツ
ビーツは、地中海沿岸などで生息しているアカザ科の野菜です。
色鮮やかな紫色が特徴的で、ロシア料理「ボルシチ」には欠かせない素材でもあるようです。
栄養素はカリウムや葉酸、ポリフェノールが豊富で、抗酸化作用があります。
さらに、ビーツを食べると体内で一酸化窒素が発生し、この一酸化窒素が脳卒中・心筋梗塞の予防に役立つとされ、
一気にスーパーフードとして有名になりました。
食べ方
ビーツは生でも食べられるので、薄切りにしてサラダにしたり、スムージーにしたりするのがオススメ。
ただ、少し泥臭い味がするので、苦手な方は火を通した方が良いでしょう。
加熱するとじゃがいもや大根のような自然な甘みが感じられますよ。
スーパーフードの野菜⑨:モロヘイヤ
モロヘイヤは、エジプトや熱帯アジアに生息しているアオイ科の植物です。
本来は「シマツナソ」という名前ですが、モロヘイヤという通称の方が有名ですね。
カロテンとカルシウムが野菜の中でトップクラスに多いのが特徴で、ビタミン類・食物繊維も豊富です。
またモロヘイヤにはぬめぬめした成分が含まれていて、これは血糖値やコレステロール値の上昇を抑えるといわれています。
食べ方
生でも食べられますし、ほうれん草のようにおひたしで食べても美味しいです。
またぬめりを活かしてスープの具にするのもオススメです。
スーパーフードの野菜⑩:ヤーコン
ヤーコンは、アンデス山脈あたりに生息しているキク科の野菜です。
別名「アンデス・ポテト」ともいわれています。
特筆すべき栄養素はオリゴ糖。野菜の中でナンバーワンを誇る含有量だとか。
さらに食物繊維も豊富なので、腸内環境を整え便秘などにも効果があるとされています。
食べ方
生でも食べられます。味や食感は梨に良く似ています。
見た目は芋のようですが、加熱してもホクホクした食感はせず、シャキシャキした食感と甘さが残ります。
炒め物やきんぴらにすると食感が楽しめて良いかもしれませんね。
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スーパーフードの野菜・まとめ
今回はスーパーフードの野菜10選をご紹介しました。
スーパーでは手に入りにくいものもあるので、そんな時はぜひネットショップを利用してみて下さい。
スーパーフードを美味しく食べて、健康な体を手に入れましょう!